Battle of the year 2003日本大会 ストリートダンス総合サイト

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イベントレポート

Battle of the year 2003日本大会

エントリーは全国から20チーム。そのうち、9チームが大阪、3チームが沖縄という状況に。
ドイツを賭けたアツいチームバトルを繰り広げたBOTY2003JAPANをレポート。


今回のショーで目立ったのは、定番とされるブレイクビーツなどからゴリゴリのHIPHOPを多く使っていたこと。そして振り自体もブレイキンを多く入れないチームが何チームかいたこと。
印象に残ったショーはまずSASUKE。
前回も予選を突破し、今回は10人という人数で挑戦。
音ハメを十分に活かせる振りと選曲・編集で会場を盛り上げる。


そしてFIRE WORKS。
前回と同じようなショーだったが、そこに新しいテイストを細かく混ぜて、彼ららしいショーだった。
今回参加チームの中でもソロ・ルーティーンともに一番安定していて、ブレの少ないチームだっただろう。


沖縄からピエロ沖縄。
6人で神秘的な雰囲気を醸し出す。
振り自体もブレイキンにこだわらず、身体能力を存分に発揮させ、全体的に勢いではなく、テクニックと創造性で盛り上がる。今までのショーとは違った雰囲気と作り方で魅せきった。


前回優勝の一撃。
こちらもFIRE WORKSと同じく、前回と同じ部分を残したショー。
「一撃」というチームの良い部分を最大限に活かしたソロ、ルーティーンともにいつもどおり個々のスタイルを表現した。


沖縄のR-Groovers。
10人で参加、ブレイカーだけでなく、HIPHOPのジャンジャンも参加。
フリーズだけでなく、リズムを重視したスタイルと、ブレイキンに限らず様々な要素を取り入れてわかりやすい演出で楽しいショーを展開。


トリを飾ったPriceless。
今年は去年よりもさらにパワーアップして登場。
曲と振り、演出をとにかくコメディータッチに表現し、今年のトリはチッタを大爆笑の渦に巻き込んで終了。
ここまできたら毎年の参加が期待される。


予選を突破したのは
SASUKE(石川)、FIRE WORKS(神奈川)、一撃(大阪)、R-Groovers(沖縄)。
準決勝は一撃 VS SASUKE。
このカードは去年の準決勝とまったく同じ。1年間の成果を同じ設定でぶつけられるというのはどちらのチームも予想していなかっただろう。
SASUKEはフリーズを中心に、一撃はみんなが違うスタイルでバリエーションのある攻撃を展開。
結果も去年と同じ一撃の勝利となった。


FIRE WORKS VS R-Grooversの準決勝バトル。
新メンバーを加えて厚みの増したFIRE WORKS、新しい風を吹き込むかのようなグループ重視のスタイルを持ち味とするR-Groovers。
FIRE WORKSはとにかく安定性が抜群で、完成度が高い。R-Grooversはスタイルだけでなく、パワームーブも一味違うテイストを加え、彼らの世界を崩さずにバトルを展開。
本当にどちらが勝ったか想像もつかないバトルとなつたが、結果はFIRE WORKSの勝利。


このように、決勝バトルも一撃とFIRE WORKSという去年と同じ因縁の対決となった。
今回この両者の勝負を期待していたファンも多かっただろうし、その期待からか、ものすごい盛り上がりでバトルが始まった。
どちらもそれぞれのスタイルをぶつけてのバトルとなったが、後半からFIRE WORKSのルーティーンのラッシュで一気に風向きがFIRE WORKS優勢となる。逆立ち状態の足の裏で、オカダッチがドリルをするという危険なものも含めて、間髪を入れずにラッシュをかけたのは正解。
念願の優勝、本戦へのチケットを手にしたのはFIRE WORKSとなった。


2003年3月29日 CLUB CITTA

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